IT “それ”が見えたら、終わり。(ネタバレあり)

さて今回は、去年のヒットホラー作品

「IT “それ”が見えたら、終わり。」

についてお話ししようと思います。

この作品は、ホラー作家のスティーブン・キング原作のホラー小説が映画化されたもので、既に1990年に映画化されています。

アメリカ・メイン州の田舎町デリーで、子供達の連続失踪事件が発生していた。ある雨の日に、主人公の少年ビルは弟のジョージーに、紙で作られた船をプレゼントする。ジョージーはその船を持って、道路の路肩に出来た川にその船を浮かべて遊んでいた。ところが船は水に流され排水溝に落ちてしまい、その排水溝の中から殺人ピエロのペニーワイズがジョージーの腕を噛みちぎり、そのまま排水溝に引きずり込まれジョージーは行方不明になってしまった。
兄のビルは、自分のせいで弟は行方不明になったことを責めながら、毎日を過ごしていました。そして夏休みに入り、友達のリッチースタンリーエディ、転校生のベン、唯一の女の子ベバリー・黒人のマイク(途中から参加)の7人(ルーザーズ・クラブ)で、行方不明になったジョージーを探しに行くことになる。そんな6人に不良グループのヘンリー達や、ペニーワイズの魔の手が忍び寄る…。

私は今回の映画公開で初めてITという作品を知ったんですけど、昔のITよりもグロさが際立ってましたね。やはり時代の流れですかねぇ…特にジョージーの腕を噛みちぎる描写は痛々しかった(-∀-`; )ですが、ペニーワイズの怪奇さと残酷さはすごくぞくぞくするものがありました。ペニーワイズはいくら相手が子供だとしても容赦ないんです。子供を食べ物にしてるからなのかもしれないんですけどね。ルーザーズ・クラブの子供達はそれぞれトラウマや恐怖・恐れを抱えていて、ペニーワイズはそこに目をつけ様々な形になって子供達に恐怖を与えていきます。弟の失踪、重病者患者、火事、生理、絵の女、デリーの過去、そしてピエロ。(不良グループのヘンリーは父親が恐怖の対象だったみたいですね。)
1番派手なシーンでこの物語の鍵になったのは、ベバリーのバスルームでの大出血事件ですかね。バスルームのシンクから、大量の血が噴射するんですけど、そこに駆けつけてきた父親はその血だらけのバスルームを見てもなんとも思わないんです。つまりこの事件に、大人は干渉できないというこなんです。

私は結構…いや、だいぶ?ホラー映画とか好きなんですけど、映画館で観るのが苦手なんです(笑)体が動いちゃうんですよね(^^;
ペニーワイズの恐怖が、結構ノンストップで繰り出されるものだから、結構くたびれましたね(笑)鑑賞中に飲み物を飲もうと手を伸ばそうとするとまた始まるから…大変でした(笑)
次第にルーザーズクラブはペニーワイズと直接対決をするんですが、子供達の勇敢さ、そして主人公ビルの弟の喪失に対する決別は胸を打ちました。個人的にはどこかでジョージーには生きててほしかったと思ってました。残念でしたね…
終盤にルーザーズクラブがペニーワイズをぼっこぼこにするんですけど、やれやれ!ってちょっと思いましたね(笑)またスタンリーの顔が良いんですよ。すんごい冷めた顔してますから(笑)

そしてITのもうひとつの見所は、恋愛です。 ビルとベンとベバリーの三角関係も見所ですよ(^_^)なぜならIT は別名「ホラー版スタンド・バイ・ミー」と言われております(笑)青春真っ盛りな描写も巧妙に組み込まれているんですよ!友情・恋愛・冒険。…青春ですね♪

そしてルーザーズクラブは見事にペニーワイズをやっつけることに成功しましたが、デリーのペニーワイズの呪いは27年毎に起きています。つまり、また27年後に起きてしまうかもしれないのです。ルーザーズクラブは27年後、またペニーワイズが現れたら一緒に戦うことを誓って第一章は幕を閉じます。
さぁ、27年後の彼らはどうなっているのでしょうか。この続きとなるIT第二章は来年公開予定みたいですね。どんな作品になるのか楽しみです♪

最後にお伝えしたいことなんですが、予告や本編などでペニーワイズを見て怖いと思った方!!ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドさん。めっちゃイケメンですから!あんなイケメンが変な顔したり、よだれ垂らしたりしながらあんなに素晴らしい演技してるんです。スゴい作品ですよねって事をお伝えしたかったです(笑)

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Na_kOです。 映画を観て感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。新しく公開された映画や、懐かしいあの映画まで。参考にしていただけると幸いです(*^-^*) 旅行に行ったり、美味しい物を食べるのも大好き♡そちらの方も載せていきたいと思います♪