人間失格 太宰治と3人の女たち 感想(ネタバレあり)

さて今回は、投稿が遅れてしまった映画の感想を載せていきたいと思います😆まずは

人間失格 太宰治と3人の女たち

を観てきました✏️


あらすじ
海の中、2人の若い男女がお互いの手首に赤い紐を結び、入水自殺を図ろうとしていた。しかし死の間際、口づけを交わす最中女性の口から出た言葉は他の男性の名前だったのだ。2人を結んでいた紐はほどけ、男だけが生き残った。男の名前は太宰治(小栗旬)。小説家である。

太宰は妻である津島美知子(宮沢りえ)と2人の子供と暮らしており、そして美智子のお腹の中には新たな命が宿っていた。そんな状況の中、太宰はまた別の女とも関係を持っていた。女性の名前は太田静子(沢尻エリカ)。彼女は作家志望で、太宰に絶対の信頼を寄せており尚且つ太宰と関係を持つ女だった。

そんな静子の日記に目をつけた太宰は、彼女の日記を元に「斜陽」を完成させる。しかし、斜陽を完成させた後に静子から子供が欲しいとせがまれる。それは、太宰の本妻である美知子への嫉妬による対抗心であった。太宰は女の頼み事を断れない質であるが為に、やがて静子のお腹の中には新しい命が宿った。しかし、子供を授かると同時に、太宰は静子のもとへと来ることはなくなっていった。その事を気に病む姉の姿を見て、弟の太田薫(千葉雄大)は、身重の静子を太宰の行きつけである店に連れていき、太宰のだらしなさを見せつけ諦めさせようとした。

そして、店では太宰の新作である「ヴィヨンの妻」の話で持ちきり。妻である美知子への賛美を聞かされるはめになった。静子は1人で子供を産むことを決意する。
やがて太宰に新しい女ができた。彼女の名前は山崎富栄(二階堂ふみ)。夫を亡くした未亡人である。太宰の不貞行為に嫌悪感を示しつつも、やがて彼に惹かれていき、太宰も同じくして富栄に惹かれていくのだった。2人はお互いを求め深く愛し合っていくが、太宰の身体は結核に蝕まれており、薬と酒に溺れ自堕落な生活を送るのだった。

また、富栄は本妻である美知子、そして以前愛人だった静子への嫉妬に駆り立てられ、自分は太宰と一緒に死んで、彼を永遠に自分のものへとしたいと思っていた。
美知子はそんな太宰の行為を見て見ぬふりしながら、懸命に彼を支えていた。太宰は天才なのだから、いつか素晴らしい作品を作ってくれると…

そしてついに、あの有名な作品「人間失格」が生まれるのだった。


感想
蜷川実花監督作品なだけあって、色彩豊かでとてもカラフルな映像と、そんな映像と共に繰り広げられる人間の欲望と愛憎劇が織り成す作品に、目が離せませんでした😌✨美知子・静子・富栄の3人の女性達の色気がとてつもなかった(笑)そして皆さんの体を張った演技がスゴかったです😳特に二階堂ふみさんは完全にトップレスな状態での濡れ場は…女優魂見せていただきました‼️
この映画はとにかく太宰治のクズっぷりが目立ちますが、人間誰しもなりかねない素質を垣間見てるような気がしました😲誰でも何かに追い込まれていると、すがりたくなったり気を紛らわせようとしたりするのがほとんどだと思うんです。それが顕著に酒と煙草と女っていうね😂そして太宰治は誰かに必要とされたり、愛されたい欲求が強い人ではあるなと感じました。最終的には真の愛が見つけられたんだとは思いますけどね😌
そして今回の映画の1作前のダイナーと今回の人間失格には、小栗旬さんと藤原竜也さんのお2人が重要な役でそれぞれ出演されています🎵どちらも目が離せませんね✨

ダイナー 感想(ネタバレあり)はこちらから


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

Na_kOです。 映画を観て感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。新しく公開された映画や、懐かしいあの映画まで。参考にしていただけると幸いです(*^-^*) 旅行に行ったり、美味しい物を食べるのも大好き♡そちらの方も載せていきたいと思います♪